iPhoneが使えるおすすめの格安SIM。選び方やお得な乗り換え方法を解説。【2023年最新版】

iPhoneが使えるおすすめの格安SIMは?

「iPhoneを格安SIMで利用する際、問題なく使用できるか心配」

「月額費用を抑えるために格安SIMでiPhoneを利用したい」

そのような疑問をお持ちでしょうか。

iPhoneは使いやすいと評判ですが、最新モデルは15万円ほどするなど高価ですよね。

そこでおすすめなのが、格安SIMに移行してiPhoneを活用することです。毎月の携帯電話料金を3,000円~4,000円も削減でき、通信費の節約になります。

ただし、格安SIMを使用してiPhoneをトラブルなく利用できるか心配ですよね。実際、一部の格安SIMではiPhoneの通話機能が利用できないこともあるため、慎重に選ぶ必要があります。

結論から言って、iPhoneが利用できるキャリアで、オススメの格安SIMは以下になります。

  • UQ mobile
  • Y!mobile
  • mineo
  • IIJmio
  • AEON MOBILE

当記事では、iPhoneを問題なく利用できる格安SIMキャリアをご紹介します。

格安SIMでiPhoneを利用する際の注意点

正しく動作しないSIMが存在する

格安SIMは、通常のSIMカードと同様に携帯電話やスマートフォンで利用されますが、一部の機種やブランドに対して正常に動作しない場合があります。

iPhoneで格安SIMを利用する場合も同様です。

そのため、現在お使いのiPhoneで格安SIMを利用する場合は、必ず事前に適合を確認しましょう。

これは通信プロトコルや周波数帯の非互換性、特定の設定が必要な場合があるためです。事前に格安SIMプロバイダーの公式サイトやカスタマーサポートに問い合わせ、対応している機種や制限事項を確認することが重要です。

5G未対応の格安SIMもある

一部の格安SIMプロバイダーは、最新の通信規格である5Gをサポートしていないことがあります。

これは、高速なデータ通信が可能な5Gネットワークを提供するためには、特定の周波数帯域や技術が必要となるためです。

iPhoneでは、2020年10月に発表された「iPhone12」、「iPhone 12 mini」、「iPhone 12 Pro」、「iPhone 12 Pro Max」以降のモデルが5Gに対応しています。

ただし、5Gの通信に対応していない一部の格安SIMプロバイダー(MVNO)では、最新の5G対応スマートフォンを使用していても、5Gを利用することができません。

しかし現在のところ、5Gサービスは利用可能なエリアが限られており、サービスの利点はまだ限定的です。

そのため「新しい技術をすぐに体験したい」という方以外は、それほど重要なポイントではないと言えます。

iOSアップデート時の注意点

一部のiOSアップデートでは通信関連の変更が行われることがあります。そのため、アップデートがデバイスと格安SIMの互換性に影響を与える可能性があります。

すると、ネットに接続できなくなったり、特定の操作ができなくなったりするケースが生じます。

また、アップデート後、一部のアプリが正常に動作しないこともあります。

OSのアップデート後に不具合が発生した場合、格安SIMプロバイダーは検証と問題解決に尽力してくれます。

そのため、アップデートする前にプロバイダーの公式サポート情報やフォーラムを確認してください。

APN設定が必要

格安SIMをiPhoneで使用する場合、APN(Access Point Name)設定は通常自分で行う必要があります。

APNは通信事業者が提供するサービスに接続するための設定であり、正しく設定しないとデータ通信ができない場合があります。以下にAPN設定の手順を簡単に説明します。

  1. 設定アプリを開く: iPhoneのホーム画面から「設定」アプリを開きます。
  2. モバイルデータ通信を選択: 「携帯電話」または「モバイルデータ通信」を選択します。
  3. セルラーデータオプションを選択: 「セルラーデータオプション」または「モバイルデータオプション」を選択します。
  4. セルラーデータネットワークを設定: 「セルラーデータネットワーク」または「モバイルデータネットワーク」を選択します。
  5. APN情報を入力: APN、ユーザー名、パスワードなどの情報を入力します。これらの情報は、格安SIMプロバイダーから提供されます。通常、プロバイダーの公式ウェブサイトやカスタマーサポートから取得できます。
  6. 設定を保存: 入力が完了したら、設定を保存します。一部のiPhoneでは、自動的に保存されることもあります。
  7. 再起動: 一部の場合、設定を有効にするためにiPhoneを再起動する必要があります。

以上が一般的な手順ですが、iOSのバージョンやiPhoneモデルによっては微妙に異なることがあります。したがって、格安SIMプロバイダーが提供する具体的な設定手順を確認し、それに従って設定を行いましょう。

難しく聞こえますが、それほどでもないのでご安心ください。

最新型のiPhoneは取り扱っていない

大手キャリアで契約する場合、新しいiPhoneの取り扱いが早く、発売直後に手に入れることができる一方で、格安SIMでは最新モデルの取り扱いが少ないことが一般的です。

通常、格安SIMプロバイダーは中小の事業者であり、在庫管理や新機種の導入に制約があるためです。

そのため、格安SIMプロバイダーは、新品のiPhoneの販売よりも1〜2世代前の中古や未使用品の取り扱いが一般的です。

これは、中古品や未使用品をリーズナブルな価格で提供することで、コストを抑え、低価格でのサービス提供を可能にするためです。

購入前に製品の状態や保証について確認しましょう。

 

最新型のiPhoneを使いたい場合は、格安SIMからではなくApple Storeの公式サイトからiPhoneを購入する方法もあります。

Apple Storeでは、一部の機種やプロモーションにより、本体価格が割引されることがあります。そのため、大手キャリアよりもリーズナブルな価格で最新機種を入手できる可能性があります。

 

以下は、代表的な格安SIMについて、iPhoneの取り扱い状況を示した一覧です。

  • 楽天モバイル(iPhone15まで)
  • IIJmio(iPhone13まで)※未使用品、美品、中古品のみ
  • UQモバイル(iPhone SE(第3世代)まで)
  • Y!mobile(iPhone SE(第3世代)まで)

Apple Watchのセルラーモデルは注意

iPhoneと一緒に、Apple Watchを利用してる場合の注意点です。

格安SIMでは※セルラーモデルの通信できません。

Apple Watchには、単独で通信できずに常にiPhoneとペアリングが必要な「GPSモデル」と、ペアリングなしでApple Watch単独で通信できる「GPS+Cellularモデル」の2つのバリエーションが存在します。

Apple Watchのセルラーモデルは通信機能を内蔵しており、通常はeSIMを使用してモバイルネットワークに接続します。ただし、一部の格安SIMプロバイダーや通信事業者では、Apple Watchの通信機能をサポートしていない場合があります。

これは、特定の通信プロトコルや周波数帯がサポートされていないことが主な理由です。Apple Watchを購入する前に、利用したい通信事業者がセルラーモデルをサポートしているか確認することが重要です。

iPhone × 格安SIM おすすめプロバイダ

UQ mobile

UQモバイルは、通信速度の評判が非常に高く、通信速度の遅さという格安SIMの一般的なデメリットを軽減できるプロバイダーです。

J.D. パワー社が行った「携帯電話サービス顧客満足度調査」によれば、UQモバイルは「通信品質」「サービスメニュー」「手続き・サポート対応」「提携端末」の4つの部門で最高評価を獲得しています。また、ユーザーが実際の測定結果を投稿できるサービス「みんなのネット回線速度」でも、UQモバイルは常に上位です。

>>UQモバイル公式サイトへ

Y!mobile

ワイモバイルは、家族全員が一緒に乗り換える際におすすめの格安SIMです。

2023年10月3日からは、新しい料金プランである「シンプルプラン2」が導入されました。このプランでは、格安SIMの中では珍しく家族割引が利用可能で、2回線目以降は月額料金から1,100円割引されます。さらに、契約から6ヵ月間は「データ増量オプション」(月額550円相当)が無料で利用できるのが特徴です。

家族割を利用すると、シンプル2Sプランは通常の月額2,365円から、月額1,265円で利用できるため、非常にお得です。

家族割は最大で9回線まで適用できるため、家族のワイモバイルユーザーが増えるほど割引額が大きくなります。ただし、家族割は1回線目には適用されないため、1回線だけの場合には他の格安SIMの方がコスト面で優れている可能性があります。

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであり、そのため速度の評判が良いとされています。大手キャリアに近いレベルのサービスを提供しています。

>>Y!mobile公式サイトへ

mineo

mineoは、非常に高い顧客満足度を誇るMVNO(仮想移動体通信事業者)の一つです。さまざまな団体や企業が実施する格安SIM利用者満足度調査でトップの満足度を獲得しています。

mineoの大きな特徴は、mineoユーザー同士や運営スタッフとの交流が頻繁に行われ、これがサービス改善に繋がっている点です。ユーザー同士が助け合う文化が根付いており、独自のサービスが展開されています。

例えば、「フリータンク」では、余ったパケットを寄付することができ、容量を超過しそうなユーザーが自由にそのパケットを利用できます。また、「ゆずるね」では、回線が混雑しやすい平日昼間の通信を避けることで、達成回数に応じて特典がもらえる仕組みがあります。

>>mineo公式サイトへ

IIJmio

「IIJ」は1993年に日本で最初に商用サービスとしてインターネット接続を開始したインターネットサービスプロバイダであり、IIJmioを運営しています。

IIJはサポート相談やユーザーの利便性を考慮した動作検証を積極的に行っており、特にiPhoneの新機種やiOSの新バージョンがリリースされると、速やかに動作確認を行い、その結果を公開するなど、ユーザーに対する安心感と信頼感が非常に高いです。

>>IIJmio公式サイトへ

AEON MOBILE

イオンモバイルは、ショッピングモールでもおなじみのイオンが提供する格安SIMで、様々なプランから選択し、お得に利用することができます。

主な料金プランは、音声プラン、シェアプラン、データプランの3つで、これらは1人で利用するだけでなく、家族での利用にもおすすめです。さらに、60歳以上の初めてのスマホデビューに適した「やさしいプラン」も提供されています。

イオンモバイルは全国200店舗以上のイオンで申し込み手続きが可能です。このため、格安SIMへの乗り換えが不安な方でも、身近なイオンで手続きできるため、安心して利用することができるでしょう。

>>AEONモバイル公式サイトへ